寺での葬儀・法事
亡き人を弔うとは、その人と私とのつながりを確かめ、私がどう生きていくかをたずねていくことです。いのちの教え(法)に聞く「場」です。
(1)寺で行う葬儀
本堂で行います。冬に列席者が少ない場合はホールで行います。
祭壇は寺にて用意することもできます。
受付は境内に設けます。ホールで葬儀の場合は館内に設けます。
受付テント・案内表示などは葬祭業者様にご依頼いただきます。
(2)寺で行う法事
春から秋は本堂で、冬はホールで行います。
お茶やお茶菓子は寺で用意しております。
お花は寺で通常お供えしているもので十分かと思います。
(3)庫裡でのお斎
庫裡二階座敷で仕出しのお料理にてお斎の席を設けることができます。
(7~9月は衛生管理上、ご利用いただけません)
会席形式もしくはお弁当形式のどちらかで、25席程度まで可能です。
お弁当は5名以上から受けていただけるところが多いようです。
葬儀でご利用のご希望もありますが、参列される方が境内に多くおられる場合、搬入が困難になることもありますので時間等の調整が必要です。
法事・葬儀ともに「会場使用料」にあたるものは特にありません。
本堂は椅子席、暖房を用意しています。
庫裡・ホールは椅子席、冷暖房完備です。
(4)お墓参り
本堂東側に墓地があります。
開門している時間帯は、おおよそ朝6時30分~夕方5時30分(冬は5時)までです。
(門が閉まっている場合は左側くぐり戸からお入りください)
ご連絡いただければ、これ以外の時間にも応じます。
お盆の間はさらに早くから遅くまで開門します。
車でおこしの方は境内南側の駐車場をご利用ください。
お参りの際、お花以外の食べ物・飲み物のお供えは不要です。(お持ちになった場合はお参りの後、お持ち帰りください)
(5)合葬式共同墓
自分が亡くなった後に「お墓のことをみてくれる人」―従来は自分の子どもであることがほとんどでしたが最近ではそれが難しい場合も多くなり、これまでのお墓とは違うあり方を希望する方が増えてきました。
こうした状況を受けて、庫裡・境内の整備の際に建てたのが合葬式共同墓です。もとは住職及びその家族と希望する方の墓だったものを、傷みが激しいので改修したものです。
次のような理由で納骨される方が多くなってきました。
- お墓を建てたいが、子どもは仕事の関係で転勤が多い。今後どこに住むことになるのか分からないので、従来のようなお墓を建てるのは不安がある。
- お墓はあるが、自分の後にみてくれる人がいない。
- 従来の形のお墓にはこだわらない。
- お墓までの距離や交通事情を考え、お墓を移したい。
ご利用のあらまし
- 納骨できるのは、原則として明行寺住職が葬儀を執行した方ですが、檀家以外の方もまずはご相談ください。
- 埋葬費用は無料。護持金は年間15,000円。
相続人のおられない世帯につきましては納入の必要なし。 - 倒壊等破損の場合は当寺院の負担にて改修いたします。
- 氏名・没年月日・年齢を刻むことができます。実費をご負担いただきます。
このように、お名前を刻んだプレートを取り付ける墓誌がございます。